手には力がある

そんな経験をしたことはありますか？

よく気功で病気を治せたり、離れている人を倒せたり・・・

あなたは信じますか？

私は信じたいタイプです。

しかし、自分にはそんなパワーはないと思っていますが、

鍼灸師は使える人が多いのかな？

大きなミッション

とある方から突然のメッセージ。

よく知る方のお母さんが寝ることが多くなり、このままではよくないから

鍼灸マッサージなど出張してくれないかと。

もちろん可能ですし、むしろ私に声をかけてくださったことが嬉しかったです。

次の日早速訪問したものの、自分にできることってあるのかなとさえ思う状況でした。

まずは手足がとても冷えていたので、循環を良くするマッサージ、軽擦を行いました。

しんどい、痛い、呼吸がしづらい、苦しい

そんなネガティブな言葉に同調しつつも、

気持ちい、温かい、血色がいいなど

ポジティブな言葉をたくさんかけるようにしました。

温かい手やなぁ。

気持ちいわぁ。

そんな言葉に、こちらがとてもパワーをいただきました。

すると、会う度に元気になるお母さん。

一番したいのは立ち上がること！

そういって立ち上がる練習も始めました。

すごい回復です。

軽く触るだけ　〜手当て〜

手技の一つである軽擦法では、手の摩擦により皮膚の温度を上げ、血液の循環をよくします。

それにより新陳代謝が促進され細胞が活性化します。

手当てとは、怪我や病気などの処置をする医療行為のことを言いますよね。

その由来はそのまま、ただ手を当てること。

痛みがある場所には自然と手が行きますよね。

また、背中を触ってもらったりすると気持ちが落ち着きますよね。

ちょうど胸の真後ろあたりには心と関係するツボが並んでいたりするんですが・・・

その話はまたにしましょう。

想いは伝わる

元気になってほしい！

笑顔が見たい！

そんな真っ直ぐな想いは伝わるんですね。

元気になってもらえて嬉しい限りです。

そして、一番大事なことは心地よさ。

心のこもった皮膚刺激が大切なんです。

これは一方通行ではダメなんです。

お互いに快適であれば、幸せホルモンオキシトシンが分泌されます。

安らぎやストレス緩和、絆を深める作用のあるスキンシップ。

する方もされる方も幸せな気持ちになれる。

そんなスキンシップを身近な方としてみてほしいです。

あなたの手には凄いパワーがあるから。

ナマステ。