コラム

薄毛治療への可能性

薄毛で悩んでいる方は一定数います。

今回はそんな薄毛治療についてみていきたいと思います。

ヘアサイクルと薄毛治療について

 私たちは1日平均、80〜100本は自然に抜けると言われています。

髪にはへアサイクルがあり「成長期」、「退行期」、「休止期」の3つのステージに分かれています。

髪の毛は、約10万本あると言われています。その約85%が成長期の段階にあり、一般的には2〜6年で次のステージへと移行します。

退行期とは、休止期に移行する過程の時期。

毛母細胞の細胞分裂が衰え、毛球が退縮し、完全に退化します。

この期間はおおよそ、1〜2週間程度と言われます。ヘアサイクルの最終段階である休止期では、髪の毛の製造がストップし、古くなった髪の毛が抜け落ちます。

このステージは、約3〜4カ月かけて終了します。

成長期の髪の比率が少なくなり、休止期の髪が多くなるといったヘアサイクルの乱れは、薄毛の一因でもあります。

薄毛の原因とは?

・遺伝的要素。

こちらは母方の祖父母が関係しやすいと言われています。

・ストレスや生活習慣の乱れ

睡眠不足や運動不足、喫煙や過度の飲酒などがあたります。

・ヘアサイクルが乱れ

こちらは自覚しづらいですが、正常なヘアサイクルは大切な一つです。

・頭皮環境の悪さ

頭皮に皮脂や汚れが溜まった状態では頭皮環境は悪くなってしまします。

などがあげられます。

現在の治療法とは?

投薬治療
・「脱毛を防ぐ薬」と「発毛を促す薬」の2種類がある
・服用期間中は効果が持続する(効果が出るのは平均6ヶ月くらい)
・費用相場は4,000~10,000円

注入治療
・頭皮に育毛・発毛成分の入った薬液を注入する
・1クール6~16回の施術で、治療期間は半年~1年くらい
・費用相場は20~120万円

自毛植毛
・自身の毛根を薄毛部分に移植する外科手術
・1回の施術後、約1年で効果が現れる
・費用は100万円程度

などがあります。

血流改善が効く

薄毛を進行させる男性ホルモン ジヒドロテストステロンはストレス時に多く形成されることがわかっています。

ストレスは万病のもとですが、薄毛を気にしすぎることがストレスになってしまっている方も多いです。

鍼灸やマッサージで血流改善ができ、リラックス効果も十分です。

鍼灸的薄毛治療

鍼灸は血流改善が可能であり、薄毛治療への可能性が期待できます。

直接頭皮にごく細い鍼をしていき、マッサージやブラッシングもしていきます。

今回は問診から治療について動画にしてみました。

気になる方は見てみてください。

第2弾に続きますのでまた紹介したいと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

素敵な1日をお過ごしください。

ナマステ。

ABOUT ME
この記事を書いた人

MIHO YAMAUCHI
山内美穂
2005年からダンス、ヨガの指導者として活動を開始。鍼灸師国家資格を取得し、健康美をテーマに東洋医学の観点からツボ、お灸講座なども開催。関西を中心にグループレッスン・パーソナルレッスン・出張レッスン・ イベント出演など幅広く活動中。

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