シミ・シワ・むくみなどの肌トラブルや、身体の不調や痛みを改善してくれる美容鍼。
「せっかく施術を受けたからには、美容鍼の効果を持続させたい」という方も多いのではないでしょうか?
本記事ではセルフケアの重要性や、おすすめの方法を紹介いたします。
自宅でできる簡単セルフケアを活用し、美容鍼の効果を持続させましょう。
Contents
美容鍼の効果を持続するためのおすすめセルフケア方法6選
美容鍼の効果を持続するセルフケア方法には、以下の6つがあります。
- スキンケア
- 食事
- フェイスマッサージ
- ツボ押し
- お灸
- 運動
それぞれのケア方法をくわしく紹介するので、ぜひご参考ください。
1.スキンケア
美容鍼を受けたあとには、丁寧にスキンケアすることが大切です。
セルフケアで肌をお手入れすることで相乗効果が生まれ、肌の潤いやハリが持続されます。
私たちの肌は、上から表皮・真皮・皮下組織の3層構造になっています。
普段のお手入れだけでは化粧水が1番上の表皮部分にしか届かず、保湿されているのは肌表面のみです。
美容鍼は鍼を刺すことで肌に小さな傷がついているため、化粧水が肌の深部まで届きやすくなり、浸透率が格段に上がっています。
浸透率がアップする施術後から3日ほどの間に、美容液やパックを用いてしっかりとスキンケアを行い、美容鍼の効果を持続させましょう。
2.食事
美容鍼のあとは食事に気をつけセルフケアすることで、効果を持続させられます。
胃腸機能の低下は身体の筋肉のコリや血行不良に繋がりますので、温かく胃腸に優しい食事を心掛けてください。
胃腸が疲れているときには「たんぱく質」を多く含む食材を摂取すると、胃の粘膜を回復する作用が期待できます。
【たんぱく質が豊富な食材】
- ささみ
- 白身魚
- 豆腐
- キャベツ
- じゃがいも
- 里芋
- 鶏肉
- ほうれん草
食事は炭水化物や脂質が多い洋食よりも、発酵食品や煮物の多い和食中心がおすすめです。生モノや冷たい食品は胃腸から身体を冷やす原因となりますので、しっかりと加熱した温かいものを食べましょう。
食べる際には胃腸に負担がかからないよう、1口あたり20回以上を目安に噛むことを心がけてください。
美容鍼後には、飲み物にも気をつけると効果が持続しやすくなります。
ジュースは避け、常温の水や白湯、温かい紅茶などをこまめに摂取しましょう。
なお、麦茶は身体を冷やす作用があるため、あまりおすすめできません。
3.フェイスマッサージ
顔に適度な圧や刺激を加えるフェイスマッサージには、以下のメリットがあります。
【フェイスマッサージでセルフケアするメリット】
- 老廃物が流れやすくなる
- 新陳代謝が良くなる
- 血行やリンパの流れが良くなる
- 筋肉のコリがほぐれる
- リラクゼーション
フェイスマッサージは強く擦ってしまうと肌を傷つけてしまうため、必ずオイルやクリームを使い、優しく行いましょう。
オイルやクリームを付けずに肌を強く擦ると、刺激が強く、シミや炎症の原因となります。
なかには、クレンジングのタイミングでフェイスマッサージをする方もいますが、絶対にやめてください。
化粧品に含まれる粒子で肌を傷つけたり、クレンジング材が長時間肌についていたりすることで、肌トラブルの原因になります。
フェイスマッサージを取り入れるタイミングは、血行が良くなる入浴中か入浴後がおすすめです。
マッサージによるセルフケア後はしっかりと水分を取り、体内の水分循環を良くしましょう。
4.ツボ押し
より美容鍼の効果を持続させるには、悩みに効くとされるツボを刺激してセルフケアしましょう。
顔の悩みに効果的なツボを3つ、ご紹介します。
ツボ | 場所 | 対象の悩み |
瞳子髎(どうしりょう) | 目尻横のくぼんだ部分 | 加齢などが原因でできた目尻の小じわ |
巨髎(こりょう) | 目の中央からおろした線と小鼻の横の線を結んだ線が交わる部分 | ほうれい線 |
頬車(きょうしゃ) | 下あごの角の上、歯を食いしばると筋肉が膨れ上がる部分 | フェイスラインの筋肉のコリ、顔のむくみ |
ツボ押しの強さは、強すぎず「イタ気持ちいい」くらいを目安に行いましょう。
Be shantiでは美容鍼とともにツボ押しのアドバイスもしておりますので、気になるツボや改善したい部分がありましたら、お気軽にお声かけください。
5.お灸
お灸はツボを温めることで血行を改善し、くすみやむくみで悩む方におすすめのセルフケア方法です。
最近では火を使わないお灸も販売されているため、熱さが不安な方も手軽に取り入れることができます。
注意点として、お灸は足や手などに使用しましょう。顔へのお灸は厳禁です。
顔部分に関するお悩みがある方には、経路上でつながった足や手のツボをお教えいたしますので、Be shantiにてお聞きください。
なお、妊娠中の方はセルフケアせずに、必ず医師や鍼灸師に相談しましょう。
6.運動
美容鍼の効果を持続するためには、適度に運動も取り入れましょう。
運動でセルフケアすることには、以下のメリットがあります。
【運動でセルフケアするメリット】
- 全身の血流が良くなる
- 筋肉のコリがほぐれる
- 新陳代謝が高まる
- 肌のターンオーバー促進
くすみやクマなどの肌トラブルは血行不良が大きな原因ですので、運動により美容鍼の効果も持続できる可能性があります。
慢性的な血行不良は、細胞に必要な栄養素を送れなかったり代謝が低下してしまったりと、ほかの不調につながることもあるため、ぜひ短時間でも取り入れてみてください。
美容鍼の効果を持続させるセルフケアの重要性
美容鍼後は規則的な生活習慣やバランスの良い食事、適度な運動など、セルフケアをすることで効果が持続し、美容と健康を保てます。
基本的にセルフケアなしでの美容鍼効果は、初めて受けられる方で数日~1週間、施術を重ねている方で10日~2週間ほど持続します。
しかし、肌の調子を悪化させる生活スタイルを送っていると効果の持続期間も短くなります。
さらに、効果を実感するまでに時間がかかり満足できない可能性も出てくるかもしれません。
より効果的に美容鍼を受けるためにも、今回紹介したセルフケア方法を取り入れ根本から体内環境を改善していくことが大切です。
Be shantiでは運動や食事、ご自宅でできるお灸やツボ押しもアドバイスしております。
生活のなかで無理なく取り入れられるセルフケアで、美容鍼の効果を持続できるよう体質を改善していきましょう。
セルフケアで美容鍼の効果を持続させるうえでの注意点
美容鍼のセルフケア方法には、自宅でできる鍼シールもあります。
鍼シールは間違った方法で使用すると、肌トラブルの原因になるため注意が必要です。
鍼シールを使用する際の注意点は、以下のとおりです。
【鍼シールの注意点】
- 使用前に手を洗う
- アルコールをふくませたコットンで患部を拭いて消毒する
- 肌に垂直に鍼が刺さるように貼る
- 長時間貼りっぱなしにしない
鍼シールは斜めに刺さっていると、チクチクと痛みを感じることもあります。
長時間使用していると肌あれやかぶれにつながる恐れがあるため、異常が現れたときには直ぐに剥がしてください。
シールは最長でも1週間で剝がし、使用後は鍼が隠れるようティッシュなどに包んで捨てましょう。
美容鍼の効果を持続させるためには定期的な施術が必要
美容鍼の効果を持続させるためには、定期的にサロンで施術を受けていただくことが大切です。
美容鍼は肌や身体の悩みを根本から改善していく施術です。
さらに、鍼を刺して肌を傷つけることにより、私たちの身体が本来持ち合わせている「自己治癒力」を促し、肌や身体の不調を改善していきます。
根本からの体質改善や自己治癒力は、継続的なケアで高められます。
1度の美容鍼で効果を実感できる方もいらっしゃいますが、改善したい症状や悩みによっては3ヶ月程度かかるケースもあるため、効果を持続させるためにもセルフケアと並行して継続的に施術を受けましょう。
どのくらいで効果が実感できるのかをくわしく知りたい方は「美容鍼の効果と、効果を実感するまでの期間」のコラムをご覧ください。
正しいセルフケアで美容鍼の効果を持続しよう
いかがでしたでしょうか?
今回のコラムでは、美容鍼の効果を持続させるためのセルフケア方法をご紹介しました。
美容鍼は継続して行うことで、肌のお悩みを根本から改善できます。
一般的な効果の持続期間は3日~1週間ほどですが、のばすためには正しいセルフケア方法を取り入れることが大切です。
Be shantiではセルフケアについてのアドバイスも行っています。
美容鍼の効果を持続できるセルフケア方法を、お気軽にお聞きください。